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富山市薬剤師会 市民公開講座 印象記

公益社団法人富山市薬剤師会 市民公開講座を開催しました。

「チベットの薬草文化から学ぶ前向きに生き抜く力~僕は日本でたったひとりのチベット医になった~」という演題で、薬剤師・チベット医である小川 康先生にご講演いただきました。

富山市薬剤師会 行事研修会

 まず驚いたのには、ご講演開始前から参加者テーブルには当日先生が呉羽山で採取された数々の薬草がおかれ、草木のよい香りが漂うなか、それらの説明からご講演がはじまりました。アケビ、クズ(カッコン)、クマザサ、カキ、ヨモギ、アマチャヅルなど私たちの身の回りにある薬草ばかりであり、ときおり参加者への質問を交えた軽快なトークで一つ一つの薬草について、その効能や使用方法をわかりやすく解説いただきました。

 チベット医学を習得するには、100種類もの薬草の鑑別試験があるそうで、また、その採取も課題とされます。チベット医学の原点には「身の回りのもので薬を作る精神」があることをご紹介いただきました。

 先生がチベット医学を目指したのは、無人島に残されたとき、そこで薬剤師は何ができるか。それは「ゼロから薬を作ることができる」ことではないかと考えたことがきっかけだったとのことです。

 チベットでは、1日中薬草を探す日々から始まり、卒業試験では四部医典(チベット医学の教典)を4時間半も暗唱しなければならなかったそうです。

 途中、チベットで最も使われている丸薬(ザクロ・シナモン・カルダモン・コショウ・ショウガで構成)を味見させていただきました。美味しいものではありませんでしたが、服用後体が温かくなるのを感じました。

 後半では、ジブリアニメの中で、薬と関係のあるネタをいくつか紹介して頂き、これからの薬教育についてもお話して頂きました。

 貴重なご講演を賜り、薬剤師の職能とは何か、また、薬教育の必要性について思いをはせる時間となりました。

研修広報委員 内田


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