令和元年11月28日(木)、電気ビルにて「薬物動態学の基礎と処方設計のポイント」
今回は薬物動態学という基礎的な内容ではありましたが多くの方に参加していただき、大変盛況のうちに終えることができました。
講演では薬物動態学の基礎的な内容を中心にお話頂きました。投与設計の基礎である定常状態での血中濃度などに必要な式などの解説に始まり、腎機能低下、肝機能低下時における薬剤調節の注意点、そしてそれを演習問題で確認するなど、大変充実した内容でした。最後に先生が臨床研究されている内容もお話しいただき、その研究を活用され、とても重要な役割を果たしていることをお伺いいたしました。今回の講演で薬物動態学の重要性を改めて実感することができたのではないかと思います。
今回の講演は少し難しい内容ではありましたが、改めて向学意欲がでてきた先生方も多かったのではないでしょうか。来年4月には腎臓病薬物療法学会の先生をお招きして腎臓にピックアップした講演会の予定です、是非そちらでの参加もお待ちしております。